みなさんこんにちは!
先日、こんなものを手に入れました。
じゃん!!
すでにもう飲んでいます(笑)
そう、これらはウイスキーです!
先日、友人に「ウイスキーっておじさんの飲み物でしょう?」と言われました。
衝撃です。衝撃すぎます。めっちゃ偏見。
オトナの飲み物であることは認めるけれども。
ですが、ウイスキーこそ女性にお勧めしたいお酒です。
今回はお勧めする理由について3つご紹介します。
■ウイスキーは糖質ゼロ!
ウイスキーは蒸留酒と呼ばれるお酒です。
この蒸留酒には焼酎やテキーラ、ジンなども含まれます。
お酒には製造方法によって醸造酒、蒸留酒、混成酒に分けられます。
・醸造酒…穀物や果実を酵母でアルコール発酵させて作るお酒
・蒸留酒…醸造酒を蒸留(お酒を加熱して、蒸気を冷やして液体にする方法)して作るお酒
・混成酒…醸造酒や蒸留酒に果実などを混ぜて漬け込んだり、蒸留したりして作るお酒
蒸留を行うと、アルコールの度数が高くなるので、一般的に蒸留酒のアルコール度数は高くなる傾向にあります。(ウイスキーではだいたい40度)
この蒸留の過程で、糖分は除去されるため蒸留酒は糖質ゼロになるというわけです。
しかし、カロリーはゼロではないので要注意!
・ウイスキー 約234kcal
・焼酎 約206kcal
・ビール 約40kcal
・日本酒 約102kcal
参考:文部科学省 食品成分データベース
えええ、ウイスキーカロリー高いじゃん。女性にお勧めとか、うそじゃんか!
そうですね。この中ではウイスキーのカロリーはダントツで高いです。
ただし、これはすべて 100mL 中のカロリーです。ウイスキーはハイボールでもロックでもストレートでも、特に注文がない限りはシングルで提供されることがほどんど。
シングルとは 1 オンス、つまり約 30mL です。なので、実際に飲む場合には 約70kcal となるわけです。
ちなみに、ビールは缶は 350mL グラスでも 200mL 以上の量で提供されているところが多いので、実際に摂取するカロリーはもう少し多くなってしまいます。ひぃ。
しかし、アルコールのカロリーは「エンプティカロリー」とよばれ、食べ物のように蓄積されず優先的に分解されます。
お酒を飲んだ後、顔や体が熱くなりますよね?これはアルコールのカロリーが分解されている証拠なのです。
とはいえ、エンプティでもカロリーはカロリーなので飲みすぎにはご注意を!
■ウイスキーの香りでリラックス
ウイスキーの香りに含まれる成分にはGABA受容体を活性化させる可能性があることがわかっています。
GABAはリラックス効果やストレス軽減効果が期待できるとして注目されている成分です。
チョコレート等で見かけるので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんね。
このGABAはアミノ酸の1つであり、GABA受容体を活性化させて鎮静作用、ストレス緩和作用などを示します。
ウイスキーの香りに含まれる成分がGABA受容体を活性化させる可能性があるということは、ストレス緩和が期待できるかもしれません。
確かに、ウイスキーの甘いというか華やかな香りをかぐと癒される気がします。
飲み会でうえーい!ってなるよりかは、落ち着いた空間でのんびり飲みたくなるのもウイスキーの香りの効果なのかもしれません。
・ウィスキー香気成分のストレス緩和作用
好田 裕史 日本醸造協会誌 2015 年 110 巻 2 号 p. 81-85
・ウイスキーの〝生まれ〟と〝育ち〟
輿水 精一 MEDCHEM NEWS 2014年 24 巻 4 号 51-52
■ウイスキーにはポリフェノールが含まれている!
ポリフェノールが含まれているのはワインだけだと思いましたか?
実はウイスキーにも含まれています。
ウイスキーは製造の過程でオークの樽で熟成するのですが、その過程でウイスキーに樽の成分が溶け込みます。
そう、ウイスキーが琥珀色なのはオーク樽の成分によるものなんですよ。きれいな色ですよね。
また、熟成の過程でオーク樽由来のポリフェノールが溶け込んでおり、長期間熟成させたウイスキーほどポリフェノールが豊富に含まれています。
さらに、このウイスキーに含まれるポリフェノールの1つ、エラグ酸には強力な抗酸化作用があると言われており、アンチエイジングに注目されている成分です。
■おわりに
ウイスキーが女性にお勧めなお酒であることがわかっていただけたでしょうか。
太りにくいお酒を楽しみながら、リラックスしながらきれいになれるなんて、なんて贅沢なお酒のでしょうか。
ウイスキーは産地や風味も様々なので、ぜひいろいろ試してお気に入りの1本を見つけて頂けると良いなと思います。
あ、太りにくいお酒とはいえ、お酒にあう食べ物は高カロリーなことが多いのでそこは注意してくださいね!
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